格安チケット購入方法
1. ネット予約サービス「スマートEX」「エクスプレス予約」 <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
東海道・山陽新幹線のネット予約サービス「スマートEX」・「エクスプレス予約」では、「スマートEXサービス」「EX予約サービス」「EX早特」など、各種割引サービスが提供されています。スマートEXは年会費無料、エクスプレス予約は年会費1,100円が必要です。(※2020年1月現在)
サイトへの会員登録後、各種割引プランを予約することでお得に新幹線が利用できます。
乗車当日は、あらかじめサイトに登録しておいた「Suicaなどの交通系ICカード(スマートEXのみ)」、「モバイルSuica」、「EX予約専用ICカード(エクスプレス予約のみ)」、または指定席券売機等できっぷを受け取って改札を抜けます。
ただし、新幹線の乗車券を利用して区間内の駅へ在来線で移動できる「特定都区市内駅制度」(例.「区」東京都区内、「阪」大阪市内)の適用がないため、このプランを利用して在来線へ乗り継ぐことはできません。新幹線の到着駅からJR在来線を利用する際は、別途料金が発生します。
予約キャンセルしたい場合は、通常の乗車券と同じように手数料を支払って払い戻すことも可能です。
予約完了日の翌日から3ヶ月間であれば、スマートフォンやパソコンからログインして領収書画面を表示することができます。便利な機能なので覚えておくとよいでしょう。
ちなみに、スマートEXとエクスプレス予約は重複して会員登録することはできません。
それではそれぞれの割引後の料金例を見てみましょう。
2. スマートEXサービス(スマートEX) <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
全区間で、乗車料金が一律200円引きになります。
万が一、新幹線に乗り遅れた場合でも、予約した列車と同日に出発する同一区間の後発列車(自由席)であれば乗車可能。
予約開始日は通常の乗車券と同様に乗車日の1ヶ月前から。
3. EX早特21 <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
「EX早特21」は、東海道・山陽新幹線のインターネット予約サービス「スマートEX」で購入できる割引きっぷです。
乗車駅を朝6時台、昼11~15時台に出発する「のぞみ」に設定されています。設定区間は、東京・品川、新横浜の各駅と、東海道・山陽新幹線の主要駅の間です。このほか、名古屋~小倉・博多も設定されています。
出発日の1カ月前から21日前までに購入しなければなりません。割引率は区間により異なりますが、20~30%程度です。座席数は限定です。
東海道・山陽新幹線の「のぞみ」に乗車できるチケットとしては、もっともお得なチケットです。購入するには「スマートEX」の会員登録が必要です。登録費用や年会費は無料です。
4. EX早特 <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
「EX早特」も「スマートEX」で購入できる、東海道・山陽新幹線の座席数限定の割引きっぷです。
東海道・山陽新幹線の東京・新横浜と山陽エリアの間や、京都・新大阪・新神戸~小倉・博多間などに設定されています。東京エリアと岡山、広島、山口、福岡エリアを移動する際には、お得で使いやすいきっぷです。
出発日の3日前までに購入すればよく、利用時間帯の制限などがない点が、「EX早特21」との違いです。
割引率は区間により異なりますが、東京エリア~山陽エリア間で20%程度です。平日より土休日のほうが価格が安くなっています。東京~名古屋・新大阪間では設定がありません。
5. ぷらっとこだま <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
東海道新幹線の「こだま」号でもよければ、「ぷらっとこだまエコノミープラン」が有名です。「JR東海ツアーズ」が販売する新幹線の格安プラン。東海道新幹線こだま号の指定席乗車券と1ドリンク(ソフトドリンクや350mlのビール)引換券がセットになっています。
乗車区間や通常期・繁忙期によって割引額は異なる(子供料金は繁忙期・通常期ともに同じ)ものの、普通車の片道料金はどちらの期間も約27%お得になります。普通車のほか、グリーン車の指定もできます。
インターネットや電話、JR東海ツアーズの各支店、JTB各店などにて前日までに購入する必要があります。余裕をもってチケットを手に入れましょう。現金でもクレジットカードでも購入できます。
万が一、キャンセルする場合でも、乗車日の11日前であれば手数料はかかりません。しかし、乗車日の8~10日前は運賃の20%、2~7日前は30%、前日は40%、当日は50%というように10日以内のキャンセルには手数料が発生します。なお発車後のキャンセルは不可です。
なお、お得なこのプランにはいくつかのデメリットがあります。
まずはもちろん、こだま号にしか乗れないこと。のぞみ号の所要時間は東京~名古屋間が約1時間40分、東京~新大阪間が約2時間30分であるのに対して、こだま号の所要時間は東京~名古屋間が約3時間、東京~新大阪間が約4時間と大きな開きがあります。
また、東京・品川~新横浜、静岡~浜松、京都~新大阪など近距離区間での利用はできません。
さらにこのプランは、事前に予約した駅以外での乗降も不可です。つまり、東京~新大阪の割引率は約27%でチケットを予約した場合は、品川駅からの乗車や京都駅での途中下車などできません。指定された時刻のこだま号以外に乗車することもできません。
以上を踏まえた上であれば、金額としてはとってもお得です!
6. JRおでかけネットおとなび会員限定 おとなびWEB早特 <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
おとなびとは、50歳からの大人の旅、大人の美しい生き方を応援する旅クラブです。
おトクな会員限定きっぷをお求めいただけます。ぜひ「おとなび」を利用して、「おとな」だからこそ味わえる素敵な西日本エリアの旅におでかけください。
おとなび会員様ご本人のご利用に限ります。(おとなび会員3名様まで同時購入OK!)
例えば、山陽新幹線「のぞみ」や特急列車が3割引、山陽新幹線「こだま」が6割引などでご購入いただけます。
既にJ-WEST会員で満50 歳以上の方はこちらからログインの上、おとなびのサービスをご利用ください。
J-WEST会員のログインID/パスワードをお忘れの場合は、J-WEST ID/パスワードをお忘れの場合をご確認ください。
※yochangはこちらを利用しています。(笑)
7.スーパー早特きっぷ <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
山陽新幹線では、新大阪・新神戸~小倉・博多間などに設定されている「スーパー早特きっぷ」の割引率が高く、使いやすい格安チケットといえます。
JR西日本のインターネット予約「e5489」の商品で、「J-WESTネット会員」に登録(無料)をすれば購入できます。新大阪・新神戸~小倉・博多間・熊本・鹿児島中央・長崎・大分間に設定されていて、最大で約35%安くなります。「のぞみ」号「みずほ」号などが利用できます。
乗車日の1ヶ月前〜2週間前まで発売します。JR九州のインターネット列車予約サービスでも購入可能です。席数は限定です。
8.こだま早特往復きっぷ <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
山陽新幹線の新大阪・新神戸~小倉・博多間でさらに安いのは、「こだま早特往復きっぷ」。価格は片道8,500円で割引率は最大45%です。「こだま」にしか乗れず、14日前までの発売で、往復でしか販売しない、席数限定、という制約の多いチケットですが、この割引率は魅力です。
これもインターネット予約専用で、JR西日本の「e5489」で購入できます。
9.バリ得 <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
「こだま」号利用で、片道利用や直前予約なら、「バリ得」もおすすめです。
山陽新幹線の新大阪・新神戸・西明石・姫路~博多・小倉間などに設定があり、新大阪~小倉・博多の価格は7,600円。割引率は最大約51%です。最近は、熊本や鹿児島中央、佐賀への設定も登場し、新大阪~熊本の価格は10,600円です。
基本的には「こだま」号利用ですが、一部の「ひかり」号も利用できます。
日本旅行という旅行会社の商品です。出発日の1カ月前から購入でき、インターネットなら3日前まで店舗(関西エリアの日本旅行支店)なら前日まで購入できます。
10.新幹線バリューパック!トク得
「バリ得」同様、「こだま」号利用の限定商品です。こちらはJTBの旅行商品です。
山陽新幹線の新大阪・新神戸・西明石・姫路~博多・小倉間などに設定があり、新大阪~博多間で6,900円。割引率は最大約55%です。熊本や鹿児島中央への設定も登場し、新大阪~熊本の価格は8,900円です。
基本的には「こだま」号利用ですが、一部の「ひかり」号も利用できます。
出発日の1カ月前から購入でき、インターネットなら5日前まで、店舗(関西エリアのJTB支店)なら前日まで購入できます。
「バリ得」と「新幹線バリューパック」は、ほぼ同じ商品ですが、価格は「新幹線バリューパック」のほうが安いです。ただ、価格は季節ごとに変動しますので、ご利用時にはお確かめください。
11.九州ネット早特、九州ネットきっぷ <利用条件や設定除外日など各種制約のある場合がございます。>
九州新幹線で使いやすいのは、「九州ネット早特7」。博多~熊本間の割引率がなんと約50%。「つばめ号」にしか乗れない「つばめ限定! 九州ネット早特7」なら、約54%の割引率です。博多~鹿児島中央間にも設定があります。
JR九州インターネット列車予約というサイトで購入でき、7日前が購入期限です。
このほか、購入期限が3日前までの「九州ネット早特3」や、当日でも購入可能な「九州ネットきっぷ」といった割引きっぷもあります。
「早特」は博多~熊本・鹿児島中央間に設定が限られますが、「九州ネットきっぷ」は九州新幹線の幅広い区間に設定があり、使いやすいです。
12.九州新幹線2枚きっぷ
JR九州の主要区間に設定されている2枚セットの割引きっぷ。九州新幹線では、博多、熊本、鹿児島中央を起点に設定されています。
JR駅窓口で買えるのが利点ですが、「九州新幹線ネットきっぷ」などより価格が高いので、ネットが使える人は「2枚きっぷ」よりは「ネットきっぷ」がお得でしょう。
13. 株主優待券
JR東海の株主優待券をもっていれば、管轄区間内の乗車券・特急券が10%引きで利用できます。東海道新幹線はJR東海の管轄区間であるため、常にお得に利用できます。
ちなみに山陽新幹線を管轄するJR西日本の株主優待券による割引率は50%であるため、これをもっていれば新幹線や在来線を半額で利用できます。
14. 金券ショップ
鉄道会社の回数券が金券ショップに出回っていることがあります。お店にもよりますが、新幹線の回数券などは、おおむね5〜7%ほど安く売られているようです。
15.新幹線回数券
同じ区間を何度も利用するか、一度に大勢で利用するなら、新幹線回数券は定番の割引きっぷです。各新幹線の主要区間に設定されていて、駅の窓口で購入できます。
定価との比較で、東京~新大阪の「のぞみ」が約5%引、東京~仙台の「はやぶさ」が約4%引くらいです。割引率は低いですが、幅広い区間に設定されているのが魅力です。
金券ショップで新幹線の「格安チケット」としてよく販売されているのは、新幹線回数券のばら売りです。金券ショップ店頭での割引率は定価との比較で2-3%程度で、それほど安くはありません。
16.新幹線Wきっぷ
JR東日本の地方駅間で設定されている2枚セットの割引きっぷ。東北、秋田、上越、北陸の各新幹線が対象です。仙台、盛岡、新青森、秋田、新潟といった、地方の県庁所在地を中心に設定されています。
高速バスと競合する区間の割引率がとくに高く、長岡~新潟間で約30%割引。利用当日に駅の窓口で購入できます。
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